Home    
アラブへ歴史に触れる旅
Filed under .

幼なじみの友人とシリアとヨルダンに行きました。古い歴史があり、幼い頃からとても興味のあるエリアでした。遺跡巡りをして、歴史に触れたいと思いました。聖書も読んだことがあるので、是非実際に本が書かれた場所を見たいと思いました。あとは、死海に浮かんで本を読む写真を撮りたくて死海も含むツアーに参加しました。中東の食事も、日本で一度食べてすごく美味しかったので、食事も目的の一つでした。また、ラクダと馬にも乗れるので、動物と触れ合いたいと思いました。

ぺトラ遺跡.jpg

印象に残っているのはペトラ遺跡です。インディージョーンズの映画も撮影された場所で、石が削られてできた道をかなり歩くとその先に大きな古代の神殿が現れます。かなりの距離を歩くので、その神殿が見えた時はとっても感動しました。夜には、星を見ながらその神殿の前にある広場で音楽を楽しむオプショナルツアーがあり、参加しました。とっても寒く、馬やラクダやロバのフンが落ちているところに座らなくてはいけなかったですが、それでもとても美しい時間でした。食事はとても美味しくて、日本人にも合うと思います。薄いパンをヨーグルトベースのソースと一緒に食べるのですが、そのパンがとっても美味しいです。肉料理もトマトベースの味が多くてスパイスがきいていますが、とても食べやすいです。スイーツもピスタチオをふんだんに使ったヌガーのようなお菓子がすごく美味しかったです。

アラブでは民族それぞれで、頭に巻くターバンの柄や巻き方が違うようで、ガイドさんが、それぞれの巻き方を教えてくださいました。自分達でも巻いてみたのですが、これがなかなか難しいのです。四苦八苦しながら、やっと出来上がると皆さんとてもお似合いでした。あとは死海で死海の泥パックがお肌に良いということで、泥パックをしました。女性陣がみんな真っ黒になって、写真を撮り合いました。効果はどうでしょう、なんとなく肌ツヤがよくなったような気がしました。

また、お待ちかねの死海に浮いて本を読む写真も撮れました。想像していたよりも浮力が強くてびっくりしました。欧米人の旅行客も皆同じように写真を撮っていて、これは世界共通でやりたいことなんだなと面白かったです。あとは、各地の市場に行った時に今まで見たことのないナッツやスパイスなどが所狭しと並べられていて、お店の人とコミュニケーションをとりながら、値段交渉をして買うというのは日本でなかなかない体験で、興味深かったです。

どの遺跡でも、物乞いの人たちや、お土産を売る人達が大勢いて、遺跡に入るとすぐに近づいてきます。しかも、小さい子供達や、お年寄りまでもこの仕事をしていて、怖いというか、切ないというか複雑な気持ちでした。そして、邪険にすることもできないですし、かといって買う訳でもないので、対応にかなり困りました。あと、一緒に行った友人が急に吐き気と熱に襲われて、その時もとても困りました。ガイドさんがご親切にすぐにドクターを手配してくださり、1日で良くなりました。解熱剤や下痢止め、など一通りの薬は海外に行く際は少しだけでも持って行った方が良いと思いました。

シリア、ヨルダンは思っていた以上に朝晩と日中の温度差がありました。上着を持っていきましたが、夜のオプションに参加するときは結構寒くて、もう少し厚めの服を持っていけばよかったです。買い物も、最初は値段交渉に慣れていないので、かなりぼったくられました。どのくらいの値段で交渉するのが妥当なのかわからなかったですし、無理だと言われてそこであきらめてしまっていたからみたいなのですが、ガイドさんに教えてもらってもう一度勇気を出して言って見たら、こちらの最初の言い値に少しだけ上乗せした額で、交渉できました。